G&C　リュルトン　カベルネ・ソーヴィニヨン　2016

G&C Lurton Cabernet Sauvignon 2016

果実味豊かでしっかりとした骨格、WA93点の高評価ワイン

フランス・ボルドーに格付け3級フェリエールや格付け2級デュルフォール・ヴィヴァンスなどの素晴らしいシャトーを所有するクレールとゴンザーグのリュルトン夫妻。お互いにボルドーの名門と呼ばれる一族の出身です。しかし夫婦でありながらそれぞれのシャトーは長い間、完全に別々に運営・管理されていました。そこで夫婦として一緒に特別なものを造ろうと決意し、アメリカ・ソノマの地で造り始めたのがアカイボです。そしてG&Cリュルトンはリュルトン夫妻がトリニテエステートで造るワインブランドのひとつです。

ソノマ・チョークヒルにあるトリニテエステートには、何世紀にも渡る火山活動によりチョーク質の独特の土壌と緩やかな傾斜があり、ブドウの生長に最適なバランスの土地です。 ブドウはフレッシュさをキープするため、気温の低い深夜から早朝にかけて手摘みで収穫。一粒ずつ細心の注意を払って、完全に熟した最高品質のブドウだけを選びます。温度管理されたステンレスタンクで小ロットずつ発酵させ、その後樽内で乳酸発酵を行い、樽で熟成させていきます。 最高級のフレンチオーク樽で12ヵ月熟成。そのうち10％が新樽で、世界レベルの樽職人と様々なトーストプロファイルを組み合わせたものです。リュルトン夫妻は樽使いにこだわりがあり、これらの樽の使い分けがエレガントで洗練されたワイン造りを可能にしています。

火山灰土壌から来るプラムやレッドカラント、アニスシードなどの香り。背景に古いレザーや黒鉛、ドライハーブが感じられます。口に含むと風味豊かな果実の味わいがあり、スパイシーなアクセント、質の高いタンニンのしっかりとした骨格が感じられ、層状に続く長い余韻が楽しめます。ワインアドヴォケイトで93点の高評価！