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シャトー ラフィット ロートシルト 2011Chateau Lafite Rothschild 2011フランス王侯貴族に愛された「王のワイン」世界に名立たるボルドーワインの中で、現在もワインの取引に大きな影響を及ぼす1855年メドック地区の格付けにおいて、第1級の筆頭に格付けされたシャトーラフィット
17世紀『ブドウ園の王子』とよばれたセギユール侯爵の所有となり、ラトゥール、カロンと共にワインの生産技術の改良に力を注ぎ、ヨーロッパ各国の上流階級へ販路を広げ、ラフィットの名が知られるようになりました。一方フランスでは、1760年ルイ15世の愛妾だったポンパドール夫人が、ヴェルサイユ宮殿で愛飲したことから宮廷で脚光を浴び、「王のワイン」という名声を得ていました。
1868年にロスチャイルド財閥の5男ジェイムズが新たな所有者となり、シャトー名を『シャトーラフィットロートシルト』としました。現在もボルドーワインの頂点に立ち、王のワインとして、その地位は揺るぎないものとなっています。
ポイヤックの最北カリュアドの丘に位置する、ゆるぎない伝統と品質を持つシャトーラフィットロートシルト。「フィネス&エレガンス」、すべての要素がバランス良くまとまり品格のある味わいで、その繊細さから、ともすれば凡庸なワインに思われがちですが、内に秘められた力強さは計り知れず、熟成した良年のラフィットに太刀打ちできるワインはなかなかありません。 |