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シャトー アンジェリュス 2008
Chateau Angelus 2008
サン・テミリオン最高峰のシャトーへ登りつめた
濃密で力強い現代的ボルドーワイン『アンジェリュス』。
サン・テミリオンでその能力を発揮する
カベルネ・フランとメルローによるこの上ない味わい。
現代的ボルドーワインとして1980年代以降急速に評価を高めたシャトーアンジェリュス。ブアール・ド・ラフォレスト家が代々所有するサン・テミリオン最高峰のシャトーです。
ブアール・ド・ラフォレスト家によって代々受け継がれるシャトーアンジェリュスは、所有していた『ドメーヌ・ド・マズラ』というブドウ畑に、買い足した区画を合わせて、第二次世界大戦後に『シャトーアンジェリュス』となりました。中世ヨーロッパの町並みが残るサン・テミリオンの中でも、マズラの礼拝堂、サン・マルタンの教会、サン・テミリオンの教会の『お告げの鐘(アンジェラス)』を同時に聞く事のできる唯一の場所として名付けられたとされています。
1980年代以前は、フルーティーで豊かなワインでしたが、1985年より4代目ユベール・ド・ブアール・ド・ラフォレストによりシャトーの改革が行われ、カベルネ・フランとメルローを主体とした濃密で芳醇なワインを生産するようなります。徹底した収量制限、新樽での熟成、無濾過での瓶詰。
高い凝縮度と力強さを持つワインへと変貌を遂げたアンジェリュスは、『現代的なボルドーワイン』と賞賛され1996年の格付ではサン・テミリオン特別第1級bに昇格、2012年の新格付では最高峰のaに昇格しました。オーゾンヌ、シュヴァルブランの2シャトーのみ与えられていたaの地位に登りつめたアンジェリュス。サン・テミリオンでその能力を発揮するカベルネ・フランとメルローによる、この上ない味わいを持つワインです。2008年は背景が見えない程濃いブラックルビー色、熟した果実味としっかりしたタンニン、魅力的なミネラルとブラックカラントのニュアンスが感じられます。力強さとエレガントさが同居する官能的なスタイルです。 |
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