Torres Salmos 2018

スペインの豊かなテロワールを世界へ発信する名門ワイナリー『トーレス』
凝縮された濃厚な果実味による、なめらかで豊潤な味わい。

1870年バルセロナ近郊ペネデスに設立された家族経営のワイナリー『ミゲル・トーレス社』。カタルーニャで300年以上ブドウ栽培を続けるトーレス家のドン・ハイメ・トーレスによって設立されました。設立当初からトーレスのワインはヨーロッパの数々のコンクールで高く評価され、世界中にその名を知られる存在となりました。トーレスの名を一躍有名にしたのが、1954年に誕生した「サングレ・デ・トロ」です。カタルーニャ地方を代表するブドウ品種を使い、土地の個性を反映させたワインとして誕生した「サングレ・デ・トロ」は、発売から50年以上たった今も世界中で抜群の人気を誇っています。


トーレスでは現在スペインに1,800ha以上の自社畑を所有しています。トーレス本社のあるペネデスの自社畑とワイナリーの他にも、コンカ・デ・バルベラに自社畑を、そしてプリオラート、リオハ、リベラ・デル・ドゥエロに自社畑とワイナリーを所有し、カタルーニャ地方以外の銘醸地を含む、スペインの豊かなテロワールを世界へと発信しています。


docaプリオラートのカリニャン・グルナッシュ・シラーをブレンドして造られる濃厚で力強いワイン『サルモス』。フレンチオーク樽で14から16ヶ月熟成。ブラックベリー、カシス、プラムのような豊かな黒い果実のアロマに、ローレル、ローズマリーのようなハーブの香り。ココアや焦がした黒砂糖の凝縮した香りも感じます。凝縮感のある力強いワインですが、甘く、こなれたタンニンが、なめらかな口当たりでエレガントな印象。長い余韻を楽しめるワインです。ビーフシチューやサーロインステーキによく合います。