ルノーブル　キュヴェ　アンタンス　ブリュット　NV

Lenoble Cuvee Intense Brut NV

長期瓶内熟成へのこだわり。それに耐えうるボディの白ワイン造りへのこだわり。
ドメーヌのスターターワインとは思えない仕上がりです。

ルノーブルは1920年アルマン・ラファエル・グラゼールによって設立された小規模シャンパン・ハウス。アルマン・ラファエルはもともとワイン商でしたがが、第一次世界大戦の難を逃れてアルザスからシャンパーニュに移住し、シャンパン造りを始めました。現在では、その4代目にあたるアンヌ・マラサーニュとアントワーヌの姉妹が会社を継いでいます。設立当初よりグランクリュのブドウ畑を多く所有するルノーブルは、品質指向の造り手でありましたが、姉妹の代に代わってからは専門のエノロジストを雇い生産量を減らすことや、ワインの樽熟成を行うなど、さらに大胆な改良が施されています。
アメリカではロバート・パーカーが高く評価したことから一躍知名度を高める事になりました。

キュヴェ・アンタンスは特級畑のシャルドネ40％、1級畑のピノノワール30％、1級畑のピノムニエ30％。すべてブドウは手済みで収穫（aocシャンパーニュの規定に基づきます）、速やかにプレスし、スティルワインをしっかり造り込みます。毎年10,5％の割合でリザーブワイン（前のヴィンテージのワインをオーク樽で熟成させたもの）をブレンド。瓶内熟成期間は最低30ヶ月（規定は15ヶ月以上）。ドザージュは控えめの5,g/lにして、風味豊かな味わいを目指しています。
素晴らしい畑のブドウでしっかりとしたワインを醸造してゆっくり熟成させ、深みのある味わいのシャンパーニュを造っています。