完売　4 モレ・サン・ドニ 1995　ルモワスネ

Morey Saint Deni 1995 Remoissenet Pere&Fils

ワインを永く熟成させ飲み頃に達したものだけを市場に出すルモワスネ！

1995年のモレ・サン・ドニ

19世紀末に創設されたルモワスネ社は、ボーヌの町に本拠を構えています。前当主であったローラン・ルモワスネ氏は同社の事業発展に尽力する傍ら、その卓越したテイスティングの能力を買われ、フランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」のクルテイエを長年に渡り務めました。
しかし同氏には跡継ぎがいないことから、2005年にアメリカの資産家、エドワード・ミルシュテイン氏へ経営を譲る事となりました。彼はワインの収集家として名高く、ルモワスネ社の伝統を引き継いでゆく事に大変意欲を燃やしています。また、副社長としてルイ・ジャド社で重役を務めたベルナール・ルポルト氏を迎え、彼に実際の経営を任せています。醸造部門では若く有能な女性、クロディー・ジョバール氏（ジョセフ・ドルーアン社の醸造責任者を長年務めたロランス・ジョバール女史の娘にあたります。）を醸造責任者として迎えています。
現在、ルモワスネ社では「飲み頃のブルゴーニュを提供してゆく」昔ながらの伝統と、品質向上へ繋がる最新技術への取組みとの両立に日々励んでいます。

ルモワスネは、生産したワインを永く熟成させ、飲み頃に達したものだけを市場に出すことで知られています。確実に長期熟成に向くワインを造る為に、良作年にしかワインを買い付けないことでも有名です。澱引き作業は基本的には10?20年に1度。目減り分は同じワインで補充します。この澱引き作業により、ルモワスネのワインはいつも若々しさをどこかに秘めながら熟成を重ねるのです。

ヴィンテージ評価の高い1995年のモレサンドニ。ブルゴーニュで最も固く引き締まり、長命なモレサンドニ。タンニンがこなれ熟成感の出てきた飲み頃のワインです。